<p>先日やっと1回目のワクチン接種をした。<br>必要な持ち物に本人確認書類があったので免許証を持参したけれど、会場では何も書くにされることなく注射を打った。<br>本人確認書類での本人確認はしなくてよかったのだろうか？<br><br></p><h1 id="ha42c428b58">本人確認書類の妥当性</h1><p>本人確認書類は本人しか持ち得ない情報だという認識のもとではあるが、では第三者の手に渡った場合どうなるのだろうか。<br>もちろん第三者の手に渡るような管理をしているのが悪いとはいえ、そうなったとしても本人確認で防げる必要がある。<br></p><h2 id="h7be5487424">保険証で本人確認はできるのか</h2><p>免許証やパスポートなどとは違い、保険証には顔写真がついていない。<br>もし免許証が第三者の手に渡ったとしても、本人確認を突破することはできない。しかし、保険証であれば突破できてしまう。<br></p><h2 id="h37bb5e1e56">免許証やパスポートの写真を偽造されたら？</h2><p>そうなるとお手上げ。というより偽造なんかされるともう無理。</p><h3 id="hcf83e1357e"><br></h3><h1 id="h6f9b000376">本人確認の必要性</h1><p>なりすますためには本人確認書類の他に接種券も盗み取る必要がある。<br>接種券は本人しか持ち得ないはずと考えるのであれば本人確認は必要なかったのかもしれない。<br><br>ただ、接種券の偽造は本人確認書類よりも簡単そうではあるので、やはり本人確認も行っておく必要は十分あると考えられる。</p>

本人確認されずにワクチンを接種した

<h1 id="hf2cb755ce6">見出しにはテーマではなく結論を書く</h1><p>文章を書くとき、段落の見出しに「○○ とは何か」といったテーマを書いてしまいがち。<br><br>読者は「○○ とはどういうものか」を知りたいので、「○○ とは ✗✗ だ」と結論を書くほうが親切。  <br>見出しに結論が書かれていれば、読者はあとに続く文で何が書かれているか予測しやすいという利点もある。<br></p><h2 id="h149d73ed0e">見出しで意図が伝わるのなら、あとの文は読まれなくてもいい</h2><p>見出しにテーマを書いてしまうのは、あとに続く文を読者に読んでほしいから。  <br>小説であればそれでいいのだけど、技術記事などの情報をただただ伝えるための文章では良くない。読者はすぐにでも答えを知りたがっている。<br><br>この場合、書き手は読者に意図を伝えることが重要であって、全文を読んでもらうことは重要でない。極論、もくじを見れば 8 割くらいわかるという状態がベスト。<br></p><h1 id="h19d831e557">テーマから結論に書き換えるヒントの一例</h1><blockquote>「○○ は ✗✗ ではない」</blockquote><p><br>この場合、読者は「じゃあ ○○ は何なの？」と疑問に思い続けながら読むことになる。  <br><strong>「○○ は ✗✗ ではなく △△ だ」</strong>としたほうがよりわかりやすい。<br></p><blockquote>「○○ でするべきこと」</blockquote><p><br>この場合も読者は「何をすべきか」ということがわからない。  <br>すべきことが復数あるのであれば、<strong>「○○ ですべきことは 2 つ」と最初に伝える</strong>。  <br>そして小見出しとして「〇〇ですべきこと ① - △△ をする」と続けて書く。<br><br>すべきことがひとつだけの場合は「○○ ですべきことは ✗✗」と書けば良い。</p>

段落の見出しには結論を書く

<h1 id="hcebb836128">プッシュ通知の許可確認が鬱陶しい</h1><p>記事を読みたくて、サイトを訪れるといきなり「役立つ最新情報を通知します」というようなポップアップが画面上部に表示されて許可を求められる。  <br>それがとても鬱陶しい。<br></p><h1 id="hc90942bbf5">初めて訪れるユーザーは通知を期待しているか</h1><p>初めて訪れるサイトなのにいきなり最新情報の通知をしてほしいと思うことはない。  <br>何度か訪れて、「ここのサイトの情報は逃したくないな」と思ってやっと通知を許可するようになる。<br></p><h1 id="hce25ce0b74">ポップアップは放っておけない</h1><p>ポップアップなんか放っておけばいいじゃないかと思うかもしれないが、こういうサイトの通知許可を求めるポップアップは必要以上に大きい。  <br>記事の邪魔になるので、いちいち「拒否」を押さなければいけない。<br><br>この仕様、ユーザーとサイトのどちらにもデメリットがある。  <br>サイトはユーザーからの第一印象を悪くしてしまう。ユーザーは最初に拒否してしまうと、本当に通知がほしくなったときにどこから設定すればいいのかわからない。<br></p><h1 id="hc86a8d848f">サイト側の気持ちもわかる</h1><p>サイトが最初に表示したくなる気持ちも理解できる。  <br>ユーザーが自ら許可を求めにいくケースはかなり低いし、そもそもユーザーは通知がもらえるなんてことを知らない。<br></p><h1 id="h7993c90312">本当に必要なタイミングで出すのがユーザーのためになる</h1><p>サイトはいきなりポップアップを出すのではなくユーザーが何度か訪れたタイミングで表示してあげるのがいいだろう。  <br>最初にも言ったように、ユーザーが通知してほしいと思うのは何度か訪れてから。</p>

Webプッシュ通知の許可確認はユーザーが求めだすタイミングで表示すべき

<h2 id="h6559477b99">要求</h2><ul><li>「こうしたい、こうありたい」という希望</li><li>ユーザーが実現したいことを表現したもの</li></ul><h2 id="ha31bd80de1">要件</h2><ul><li>「こうしたい」という要求を実現するための条件</li><li>要求をもとに「何を実現しなければいけないか」を決めたもの</li><li>満たすべき条件が何であるかを決める必要がある</li></ul><h2 id="h00b8af9eb7">仕様</h2><ul><li>要件を満たすための詳細な条件</li><li>条件を一つひとつ理解し、必要なものを実装する必要がある</li><li>プロダクトが備えるべき動作条件</li></ul><h2 id="h7605dc6208">参考文献</h2><ul><li><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4802511191" target="_blank" rel="noopener noreferrer">正しいものを正しくつくる</a> </li></ul><p><br></p>

要求/要件/仕様の違い

<p>M-1 2020、準々決勝進出者の 2 回戦ネタ動画まとめ。  </p><h2 id="h4334dcd5e5">リスト</h2><ul><li><a href="https://youtu.be/4QAhKcGga0c?t=179" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ライムギ（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/-ow3jMVx6cg?t=177" target="_blank" rel="noopener noreferrer">パーティーパーティー（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/-ow3jMVx6cg?t=369" target="_blank" rel="noopener noreferrer">隣人（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/vZf_JeyFKWw" target="_blank" rel="noopener noreferrer">なにわスワンキーズ（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/LVqg34cfRHw?t=361" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ダブルヒガシ（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://www.youtube.com/watch?v=msasntLYIac" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ラフ次元（吉本興業)</a> </li><li>マイスイートメモリーズ（吉本興業)</li><li><a href="https://youtu.be/w0uz1FiKiME?t=201" target="_blank" rel="noopener noreferrer">エンペラー（吉本興業)</a> </li><li>紅しょうが（吉本興業)</li><li><a href="https://youtu.be/_LCFLYsuMsQ" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ロングコートダディ（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/_LCFLYsuMsQ?t=397" target="_blank" rel="noopener noreferrer">たくろう（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/3BKUL2yWexw" target="_blank" rel="noopener noreferrer">マユリカ（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/3BKUL2yWexw?t=188" target="_blank" rel="noopener noreferrer">セルライトスパ（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/3BKUL2yWexw?t=383" target="_blank" rel="noopener noreferrer">さや香（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/nmChnQBB7Xk" target="_blank" rel="noopener noreferrer">アキナ（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/nmChnQBB7Xk?t=196" target="_blank" rel="noopener noreferrer">学天即（吉本興業)</a> </li><li>20世紀（吉本興業)</li><li>タイムキーパー（吉本興業)</li><li>フースーヤ（吉本興業)</li><li>コウテイ（吉本興業)</li><li>キャタピラーズ（吉本興業)</li><li>Dr.ハインリッヒ（吉本興業)</li><li>チェリー大作戦（吉本興業)</li><li>カベポスター（吉本興業)</li><li>滝音（吉本興業)</li><li>ビスケットブラザーズ（吉本興業)</li><li>ニッポンの社長（吉本興業)</li><li>令和喜多みな実（吉本興業)</li><li>藤崎マーケット（吉本興業)</li><li>にぼしいわし（フリー)</li><li>ぎょうぶ（吉本興業)</li><li>いなかのくるま（吉本興業)</li><li>パーフェクト・ダブル・シュレッダー（吉本興業)</li><li>黒帯（吉本興業)</li><li>もも（吉本興業)</li><li>風穴あけるズ（松竹芸能)</li><li>タチマチ（吉本興業)</li><li>ツートライブ（吉本興業)</li><li>からし蓮根（吉本興業)</li><li>見取り図（吉本興業)</li><li>スナフキンズ（吉本興業)</li><li>金属バット（吉本興業)</li><li>祇園（吉本興業)</li><li>鬼としみちゃむ（吉本興業)</li><li>ジソンシン（吉本興業)</li><li>吉田たち（吉本興業)</li><li>デルマパンゲ（吉本興業)</li><li>くらげ（吉本興業)</li><li>キュウ（タイタン)</li><li>ランジャタイ（グレープカンパニー)</li><li>錦鯉（SMA)</li><li>ワラバランス（吉本興業)</li><li>ミキ（吉本興業)</li><li><a href="https://youtu.be/ZmOfZt-t54Q?t=386" target="_blank" rel="noopener noreferrer">スーパートマト（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/mjkjAZ6kz1g" target="_blank" rel="noopener noreferrer">素敵じゃないか（吉本興業)</a> </li><li>ういろうプリン（プロダクション人力舎)</li><li>演芸おんせん（マセキ芸能社)</li><li>ブリキカラス（松竹芸能)</li><li><a href="https://youtu.be/-GSCHSJhN0w?t=405" target="_blank" rel="noopener noreferrer">シンクロニシティ（フリー)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/NT0edD_KMew" target="_blank" rel="noopener noreferrer">真空ジェシカ（プロダクション人力舎)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/NT0edD_KMew?t=201" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ラフレクラン（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/NT0edD_KMew?t=397" target="_blank" rel="noopener noreferrer">四千頭身（ワタナベエンターテインメント)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/MC8fJ22GuUg?t=191" target="_blank" rel="noopener noreferrer">蛙亭（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/HF7RyYhmxMA" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ガッツマン（ワタナベエンターテインメント)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/HF7RyYhmxMA?t=410" target="_blank" rel="noopener noreferrer">カナメストーン（マセキ芸能社)</a> </li><li>バビロン（吉本興業)</li><li>ボーイフレンド（吉本興業)</li><li>モグライダー（マセキ芸能社)</li><li>シシガシラ（吉本興業)</li><li>ひつじねいり（マセキ芸能社)</li><li><a href="https://youtu.be/FYdP2rL2yw0?t=192" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ストレッチーズ（太田プロダクション)</a> </li><li>納言（太田プロダクション)</li><li><a href="https://youtu.be/npHK7Kl9X-0" target="_blank" rel="noopener noreferrer">号泣（ホリプロコム)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/npHK7Kl9X-0?t=342" target="_blank" rel="noopener noreferrer">井下好井（吉本興業)</a> </li><li>笑撃戦隊（ワタナベエンターテインメント)</li><li>GAG（吉本興業)</li><li>Aマッソ（ワタナベエンターテインメント)</li><li><a href="https://youtu.be/tCvvO_jo09M" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ダイタク（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/tCvvO_jo09M?t=194" target="_blank" rel="noopener noreferrer">スリムクラブ（吉本興業)</a> </li><li><a href="https://youtu.be/tCvvO_jo09M?t=395" target="_blank" rel="noopener noreferrer">マヂカルラブリー（吉本興業)</a> </li><li>アインシュタイン（吉本興業)</li><li>インディアンス（吉本興業)</li><li>デニス（吉本興業)</li><li>ダイヤモンド（吉本興業)</li><li>ゆにばーす（吉本興業)</li><li>トム・ブラウン（ケイダッシュステージ)</li><li>おいでやすこが（吉本興業)</li><li>シマッシュレコード（吉本興業)</li><li>タモンズ（吉本興業)</li><li>ななまがり（吉本興業)</li><li>コロコロチキチキペッパーズ（吉本興業)</li><li>大自然（吉本興業)</li><li>EXIT（吉本興業)</li><li>三四郎（マセキ芸能社)</li><li>すゑひろがりず（吉本興業)</li><li>わらふぢなるお（グレープカンパニー)</li><li>ママタルト（サンミュージックプロダクション)</li><li>ぼる塾（吉本興業)</li><li>侍スライス（吉本興業)</li><li>令和ロマン（吉本興業)</li><li>東京ホテイソン（グレープカンパニー)</li><li>オズワルド（吉本興業)</li><li>ぺこぱ（サンミュージックプロダクション)</li><li>コマンダンテ（吉本興業)</li><li>スプリングシュリンプ（吉本興業)</li><li>インポッシブル（吉本興業)</li><li>ドンデコルテ（吉本興業)</li><li>ネイチャーバーガー（吉本興業)</li><li>ヤーレンズ（ケイダッシュステージ)</li><li>ラランド（フリー)</li><li>ヒコロヒーとみなみかわ（松竹芸能)</li><li>マッハスピード豪速球（ライジング・アップ)</li><li>9番街レトロ（吉本興業)</li><li>ウエストランド（タイタン)</li><li>ニューヨーク（吉本興業)</li></ul><h2 id="h0d085df610">気になるコンビ・ネタ</h2><p>面白かった、気になったコンビ・ネタのメモ<br></p><ul><li>シンクロニシティ<ul><li>準決勝行ってほしい</li><li>ボケの人のキャラがめちゃいい。途中で息継ぎするのを我慢できればもっとキャラが際立ちそう</li><li>最初の英会話入るまではもっと間を取っていいと思う</li></ul></li><li>もも<ul><li>準決勝行きそうな気がする</li><li>システムがわかるとハマっていくタイプのネタ</li><li>システムに入っていくまでが長い気がする</li></ul></li><li>隣人<ul><li>マイムがめちゃくちゃ上手い</li></ul></li><li>さや香<ul><li>準決勝は確実</li><li>多分、決勝行くんじゃないかなあと思った</li></ul></li><li>金属バット<ul><li>準決勝は確実</li></ul></li><li>Aマッソ<ul><li>2 年前から比べると分かりやすくなっている気がする</li></ul></li><li>令和ロマン<ul><li>ツッコミがゆるいのとかコント入る前にごちゃごちゃ喋るのはそこまで好きじゃない</li><li>が、そういうのが気にならないくらいネタが面白い</li><li>サンドウィッチマンっぽいなあと思う</li></ul></li><li>ストレッチーズ<ul><li>昔「笑あがき」という番組で見たときはうーんって感じだったけど、そこからネタがよくなってる</li><li>ただ、なんとなくだけど、かまいたちっぽいネタに感じる</li><li>そのせいで、「かまいたちがやると面白そうだなあ」と思って見てしまった</li></ul></li><li>ななまがり<ul><li>前評判がかなりよかったのでめちゃくちゃハードル上げて見てしまった</li><li>ツカミが最高でネタも面白い</li><li>準決勝は行くだろうなあ</li></ul></li><li>わらふぢなるお<ul><li>空質問ネタっていうめちゃくちゃいいシステム思いついたのすごい</li><li>準々決勝ではまた別のネタをやるとインタビュー動画で言っていたので期待してしまう</li></ul></li><li>シシガシラ<ul><li>1回戦も2回戦もハゲネタ</li><li>やり尽くされてるハゲネタをまた新しいカタチでやっているのはすごい</li></ul></li><li>ダイヤモンド<ul><li>ネタは好き</li><li>なんであんな感じのキャラでやってるのかなあって思ってしまう</li></ul></li><li>ドンデコルテ<ul><li>2006 年 R-1 のあべこうじのネタ（ウインナーのやつ）を思い出した</li><li>準決勝いってほしいなあ</li></ul></li></ul><h2 id="h9c239722ea">落ちたけど気になったコンビ・ネタ</h2><ul><li>変ホ長調</li><li>桃源</li><li>ウイスキーカノン</li><li>オダウエダ</li></ul><h2 id="h824fec7d80">その他感想</h2><ul><li>ぺこぱは面白いのかもしれないけど目新しさがなかった<ul><li>M-1はやっぱり新しさが求められるんだろうなと感じる</li></ul></li><li>合格者が吉本ばっかりという批判があるけど、そりゃそうだろうとは思う<ul><li>「レアル・マドリードに日本人が全くいない！おかしい！」みたいな言い分と一緒だと思う</li></ul></li></ul><p><br></p>

M-1 2020 準々決勝進出者の2回戦ネタ動画

<p><br>「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4799315323" target="_blank" rel="noopener noreferrer">コンサル一年目が学ぶこと</a>」という本を読んでいる。  <br>「03 数字というファクトで語る」という節、なぜ「ファクト」という言葉を使っているのだろうか。<br><br>この節では「ファクト」という単語が最初から何度も出てくる。  <br>そして、文章の途中で「ファクト」についての説明の一文が入る。<br></p><blockquote>ファクトとは、事実のこと。</blockquote><p><br>「ファクト」を知らない読者の場合、この説明文が出てくるまで「ファクトとは何なのか」という疑問を抱いたまま読み進めるしかない。  <br>そもそも、「ファクト」と言わず「事実」と表現すればいいのではないか。<br><br>「04 数字とロジックで語る」の最後にあるまとめの文を見てみる。<br></p><blockquote>社員全員が同じバックグラウンドをもっているという前提は、  <br>一般のドメスティックな職場でも、もはや通用しない。  <br>全員が納得のいくローコンテクストなルールや基準だけを掲げて、  <br>論理と数字でコミュニケーションをする。  <br>トーク・ストレートで端的に率直に、結論から話す。</blockquote><p><br>横文字が多すぎる。<br><br>「トーク・ストレート」はこの文の前に説明がされているので一旦置いておく。  <br>「ルール」や「コミュニケーション」は読者のほとんどが理解できる単語なので、これも一旦置いておく。<br><br>ここで疑問なのが、なぜ「背景」ではなく「バックグラウンド」なのか、「ローコンテクスト」とは何なのか、ということだ。<br><br>「06 相手に理解してもらえるように話す」では、「相手の理解度を推し量りながら話すことが大事」と書かれている。これは文章を書く時にも同じことが言える。  <br>つまり著書は、読者は「ファクト」や「ローコンテクスト」を理解できるという前提のはず。<br><br>「07 相手のフォーマットに合わせる」では、「徹底的に相手の土俵に合わせた形で、伝える」と書かれている。  <br>つまり、著書が見えている土俵は「ファクト」や「ローコンテクスト」が共通認識な土俵のはず。<br><br>ただ、タイトルにあるように読者はコンサル 1 年目の、社会人の中でもかなり若手（新人）を対象にしていると考えられる。  <br>そんな読者たちは本当に「ファクト」に聞き馴染みがあるのだろうか。</p>

なぜ「事実」ではなく「ファクト」なのか

<p><a href="https://blog.70-10.net" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ブログ</a>とは別の場所を作った。  <br>Twitter は手軽だけど人の目が気になりすぎるし、ブログだと仰々しくて書き出せない。<br><br>思ったことを、つらつらと書ける場所がほしくて作ってみた。  <br>多分続かない気もするけど、まずはやってみようと思う。<br><br>すでにあるブログとの棲み分けは特に考えていない。</p>